花鳥風月のヒロイモノ野山や海辺で見つけたものを“拾って”みました。

| CALENDAR | RECOMMEND | ENTRY | COMMENT | TRACKBACK | CATEGORY | ARCHIVE | LINK | PROFILE | OTHERS |
あま〜い(*o*) 17:00
0


    2週間前、今月頭の週末に目をつけていた秋の実り。ミツバアケビです。地元のフィールドにはアケビもありますが、どちらかといえばミツバアケビの方が多いかもしれません。ふだんは木に巻きついて、高い梢の先などで果実をつけていますが、今回はなんと手の届く位置に。




    一番下にある1個。2週間前は、まだ割れる気配もなかった果実が、ぱっくりと口を開いています。完熟している証拠ですね。厚い果皮の中に 白い果肉が見えます。山形県の郷土料理にアケビの果皮を使ったものがありますね。昔、一度試しに作ってみたことがあります。アケビ類の果実といえば紫色のイメージですが、気候のせいか、このあたりではあまり綺麗な紫色になるものは少ないです。




    白い果肉の中には、黒い種子がたくさん入っています。アケビ類の果肉は、子房の中で胚珠がつく部分(胎座)が肥大化したものです。味はといえば、あま〜い。とっても濃厚な甘さです。柿の甘さを何倍にも濃縮したような、でも嫌味のない味わいです。種子があるので、果肉を食べるというよりは、あくまで口に含んで甘さを楽しむ程度のものですが、お菓子などがあまりなかった時代には、かなり貴重な甘味だったでしょうね。自分も口にしたのはかなり久しぶりでしたが、楽しい体験でした。


    | 野山の花・植物 | comments(1) | - | posted by 尚 nao.
    実り 22:40
    0


      この前の日曜日は、いつものフィールドへ。2週間ぶりですが、その間にも季節はどんどん進んでいきます。そしての山は実りの季節に。1枚目はエビヅル。粒は小さくても、立派なブドウの仲間(ブドウ科ブドウ属)です。野生のブドウといえばヤマブドウが知られていますが、温暖な地域の平地や丘陵地で見られるのは、このエビヅルですね。




      赤く小さな果実をたくさんつけているのは、ガマズミです。初夏の白い花も美しいですが、秋の果実もまた魅力的です。もっと霜が降りるくらいになると甘くなって食べられますが、野鳥の方が一足先に食べてしまうでしょう。




      割れた莢の縁に豆をくっつけているのは、タンキリマメです。冬まで残るこの豆の様子は、同じ仲間のトキリマメとよく似ています。葉の形や毛の多さを見れば簡単に区別できますが、葉の落ちるこれからの季節は、莢と豆だけで2種を見分けるのは難しいでしょう。





      最後はカラスウリ。この時期、雑木林の林縁などに行けば、この朱色の果実がよく見られます。色を楽しむだけでなく、奴凧のような形をした種子も、ぜひ確かめてみてください。




      畑の生垣のような環境で、もう何年も生えてくれているサネカズラ。2週間前に目星をつけていた果実が、ちょうど赤く色づいていました。多数の果実がひとかたまりになってぶら下がる様子は、提灯?髪飾り?それとも携帯ストラップ? なんにしても、とっても可愛らしい果実なのです。さて、実は2週間前に目星をつけていた果実が、もうひとつあります。それは次回で紹介しますね。


      | 野山の花・植物 | comments(4) | - | posted by 尚 nao.
      新規開拓 22:10
      0


        前記事の続きです。今回は新規開拓フィールドの生きもの…と言っても、最初のはもうお亡くなりになってますね。種類はミンミンゼミ。虫カビに犯された個体かと思いましたが、よく見ると生えているのは冬虫夏草の一種、セミノハリセンボンでした。写真がちょっと後ピンなのはご愛嬌(笑)





        自分の狙いは主に植物なので、昆虫とかはあまり積極的には撮りません(本当は「撮れません」ですけど)。それでも、チョウは見かけるとシャッターを押してしまいますね。綺麗ですし、昆虫の中では比較的大きめで、止まったときや花に寄るときなら撮りやすい、というのもあります。写真はアカタテハとキアゲハです。





        そろそろ帰ろうかというときに見つけたのが、これ。歩道にスズメバチ(たぶんオオスズメバチ)がうろうろしているな…と思ったら、そこに落ちていたキリギリス類の死骸がお目当てだったようです。そのまま見ていると、地面に舞い降りて死骸に噛り付いていました。こうして獲物を肉団子にして巣に運ぶのでしょう。おそらく巣では、女王候補の幼虫がお腹をすかせて待っているはず。普段ならスズメバチは避けて通る相手なので、こんな一面が見られたのは楽しかったです。


        | 野山の生きもの | comments(4) | - | posted by 尚 nao.
        新規開拓 21:50
        0


          この前の日曜日も少し時間が取れたので、今回は地元の新しい観察フィールドを開拓です。昔、歩いたことのある場所ですが、自宅から歩いていくにはちょっと遠いので、敬遠していました。環境は、前に住んでいた逗子の丘陵に近い雰囲気ですが、二次林要素が強くて、照葉樹(シイ・カシ)よりも落葉広葉樹(クヌギ・コナラ)が多いようです。1枚目は暁の定番、タイアザミです。三浦半島の海岸近くだと海岸型のイガアザミになるのでしょうけれど、これはタイアザミで良いかな?




          時期的なこともありますが、あまり花は目立ちません。目を引いたのは写真のヤマハッカのほか、ゲンノショウコ、ヒヨドリバナ、シロヨメナ、ツリガネニンジンくらい。タケやササのある環境なので、アキザキヤツシロランやクロヤツシロランも探しましたが見つかりません。晩秋くらいに再訪して、果実がないか確認しないと、なかなか見当がつきませんね。ただ、1本だけクロムヨウラン?という葉のない果茎を発見。今回は時間がなく、遊歩道沿いを観察しただけでしたが、もう少し詳しく見ていけば何か素敵な発見があるかもしれません。





          そんな中、予想外だったのがオケラ。ポツポツと何ヶ所かで花を咲かせていました。一見すると地味な印象もありますが、白い小さな花が密集する頭花は可愛らしいですし、フィッシュボーン的な萼がまた個性的です。いつも通っているフィールドではまったく見ないですし、三浦半島でも平地や低い丘陵では少なくなって、山に入って見る感じでしたから、まさかあるとは思っていませんでした。このフィールドも人の手が入っている場所ですが、思っていたよりは自然度が高いのかもしれません。


          | 野山の花・植物 | comments(2) | - | posted by 尚 nao.
          束の間の散歩 20:50
          0


            この前の日曜日の散歩。秋らしく赤トンボを撮りました。最近は家の窓の外にも、たくさん飛んでます。赤トンボと呼ばれるトンボにはいろいろありますが、これは特徴からアキアカネのようです。




            草むらでは、ウラギンシジミのペアが熱い愛のひと時を過ごしていました。そこに、なぜかツバメシジミが乱入。違う種類のチョウがランデブー飛行をしそうになることはよくありますが、これも同じようなものでしょうか。フェロモンを感じているのでしょうけど、ウラギンとツバメではサイズが違いすぎるでしょうに(笑) おもしろいシーンが見られたなと思い、帰ってから写真を見てみると、なんと草の茎に隠れるようにして、蝶たちの様子を伺うハエトリグモが写ってました(画面右隅) この写真を撮った後、もう一波乱あったのかも?




            子供の頃に遊んでいた谷戸につくられた公園では、ハンミョウがたくさん見られました。三浦半島の低山にもたくさんいましたが、地元にもこんなにいたんだ…と、ちょっと嬉しい発見です。




            近所の川には、もうコガモが渡ってきていました。幅も細く、コンクリート護岸も多い川ですが、留鳥のカルガモとサイズの小さなコガモは毎年見られます。長旅の後で栄養が足りないのか、堰堤部分のコンクリート底に生えた藻を夢中になって食べています。渡ってきた直後ですから、オスはみなエクリプスで、雌雄の区別がつきません。それにしても、いつの間にか涼しい気候になりましたし、冬鳥の到来なんて見かけると、季節がどんどん進んでいることを実感しますね。


            | 野山の生きもの | comments(4) | - | posted by 尚 nao.
            束の間の散歩 20:10
            0


              地元に戻って1ヶ月半経ちましたが、この前の日曜日に少しだけ時間が取れたので、やっと地元のフィールドを歩いてきました。引っ越し前に何度も戻ってきていましたが、家の片付けに終始していたので、地元フィールドもかなりご無沙汰です。夏は遠く過ぎ去り、今は雑木林でヤブランが咲く季節。




              とは言え、温暖な神奈川県南部では、今はちょっと端境期。しかも、最近は秋になっても気温が高い傾向なので、フィールドには中途半端にツルボやヒガンバナが咲き残っています。まあ、個人的には今年はほとんどの花を見られていないので、ありきたりの花でも見られただけで嬉しいのです。




              クサギもいつの間にか果実の季節。花は、今年は移動中の車窓から見ただけです。クサギの果実は、色といい形といいなかなか美しいのですが、出遅れると傷んだものが多くなって写真映えしません。今回はまあまあタイミングが良かったようです。




              先月は、はっきりとしない天気が多かった割に、雨の量は大したことがありませんでした。雑木林の中も乾いていて、キノコもあまり見かけません。そんななか見つけたのがハナビラニカワタケ。この場所で見るのは数年ぶり、2回目かな。このフィールドもここ数年、余計な人の手が入って、様変わりしてきました。その影響で、消えてしまった花もあります。そんな状況ですから、こうして数年ぶりでも姿を見せてくれるのは、ありがたいですね。


              | 野山の花・植物 | comments(2) | - | posted by 尚 nao.
              中秋の名月 22:50
              0


                今日から10月。そして今夜は中秋の名月です。予報よりも天気の回復が早く、無事に月を眺めることができました。中秋の名月は、またの名を芋名月。夕飯にはしっかり里芋もいただきましたよ(出来合いのお惣菜ですけどね)。中秋の名月とは、陰暦の8月15日に出る月のこと。陰暦では月の満ち欠けの半分にあたる15日が満月と考えていたため、天文学的な意味での満月とは、必ずしも一致しません。そして、明日がその満月。ふた晩続けて綺麗な月を眺められるのは、嬉しいことですね。写真は、うちのコンデジではこの程度。でもまあ、月の出直後の赤い色が出たので良しとしましょう。


                | 空・雲・気象 | comments(4) | - | posted by 尚 nao.
                01:30
                0


                  本当に久しぶりに食べました。ホクホクの柔らかさに、甘いたれの独特の香ばしさ。やっぱり美味しいですね。土用の丑の日でもスーパーマーケットでは買う気になれなくて。どうせ高いお金を出すのならちゃんとお店で…と思いながら実は何年も経っていましたが、やっと実現できました。


                  | その他のこと | comments(4) | - | posted by 尚 nao.
                  地上の虹 13:50
                  0


                    最近は、不安定な天気のせいか、虹を見る機会に恵まれています。今の部屋が空を見渡しやすいという理由もあるでしょう。そんな中、先日出かけた先で、地上でも虹を見つけましたよ。もちろん、これは本物の虹ではなく、タマムシの羽です。アップで見ると、こんな構造をしているんですね。それにしても、この美しさには、空の虹もちょっと負けちゃいそうです。




                    この写真のタマムシは、残念ながら死骸です。まあ、生きていたら、こんな拡大トリミングが可能な写真は撮れなかったでしょうけれど。この日は別の場所で、飛んでいる姿も見かけました。地元では久しく見ていないタマムシ。きっとどこかにいてくれるはず。再会できるのを楽しみにしています。
                    | 野山の生きもの | comments(2) | - | posted by 尚 nao.
                    福を招く 20:30
                    0


                      新型コロナの騒動がまだ加熱する前の、今年2月。夕方の海岸で猫に会いました。おいで、おいでと手招きされたら、拾わない訳にはいかないですよね。可愛い…と言うか、どこか憎めない顔。首には鈴をつけ、反対側にはちゃんと尻尾もついてます。おそらく、海岸に来る前は、紅白に色づけされていたのでしょう。我が家にお迎えしたのだから、ちゃんと福を招いてくれるといいな〜。


                      | 拾ったもの/陶磁器 | comments(6) | - | posted by 尚 nao.
                      | 1/2 | >>